GEO&NATURE-SE04：高鈴自然公園～花の百名山
SE-25の高鈴山をはじめとした日立アルプス一帯は「高鈴県立自然公園」に指定され、優れた自然の風景地は大切に保護されながら親しまれています。中でも、高鈴山は「花の百名山」としても知られ、可愛らしいセンブリの咲く山として広く紹介されました。
日立アルプスの東側は、古い地層から豊富な地下資源が産出され、日立鉱山として栄えた歴史があります。このとき、鉱山の煙害で山域は大きなダメージを受けましたが、大煙突にみる迅速な煙害対策とその後の環境保護活動により、高鈴山は現在のような豊かな自然を取り戻しました。
花の百名山の名に違わず、高鈴山の春はお花でいっぱいになります。煙害対策で植えられた強靭なオオシマザクラが山をふんわりと彩るころ、他の花木や草花もいっせいに蕾をふくらませ、歩く旅人の心を明るくしてくれます。
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