HISTORICAL-SE06:古代の名残~古墳と常陸国風土記
SE-46付近の雷神山には、横穴群が見られます。8~9世紀頃の横穴式のお墓とされており、古墳のひとつの形でもあります。
SE06マップの周囲は、川とその付近に広がる平地・台地に恵まれていることからか、大変古い時代のくらしの痕跡が見て取れる場所も多くあります。
常陸国風土記には、この周辺に「めのうの採れる川」があると記されており、これは道の駅常陸大宮の西側に流れる「玉川」ではないかと推測されています。めのうは美しく、また火打ち石としても使われるため、古代の交易では翡翠と交換されるほど価値が高いものでした。
一方、SE-53付近に「金砂郷」の地名が残るとおり、近辺では砂金も採れていたようです。点々と足跡が残されている、古代からの豊かなくらしを感じながら、トレイルを歩いてみてはいかがでしょうか。
この投稿文は次の言語で読めます: English (英語)