ACCESS-SE04:玉簾の滝から~参道としての入四間道
SE-19高鈴入口のすぐ側に、意外なほど立派な流れの「玉簾の滝」があります。江戸の昔、水戸の黄門様として有名な徳川光圀公が名付け親になるほど気に入り、一時はここを隠居の場所にしようと考えられたとも言われています。当時から街道筋として賑わいがあり、目立って周囲の迷惑になるとして隠居は南西の西山荘へと移されましたが、光圀公が滝のとなりに創建された玉簾寺は安産祈願のお寺として滝とともに信仰を集めました。
SE-19から入る細い道は、この玉簾の滝の源流をたどるように続き、御岩神社方面へと抜ける古い道です。願い事を胸に、玉簾の滝から入四間の道を御岩山へと歩く、祈りの道がかつてあったかもしれません。
この投稿文は次の言語で読めます: English (英語)